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Sep 18

quote 破綻、ということで言えば、この本には「社会保障全体の世代別損得計算」が出ている。それによると、75年生まれの私は年金・医療保険・介護保険の支払額と受給額で計算すると、1250万円「損」をするのだという。ちなみに05年生まれは更に悲惨で3490万円の損。なんとなく、自分より「損」をする世代がいると思うとちょっとほっとしてしまうのはなぜだろう・・・。この「自分はまだマシという安心感」は、何かたぶんとってもよくない種類のものだぞ。そして1940年生まれの人は4850万円の「得」。なんかこう、むらむらくるのは私だけではないと思うが、こういう微妙な感情が、世代間や年収がいくら以下、いくら以上なんかの人々の対立を生んでいる気がする。悪いのは制度設計なのに、何か「得してる誰か」を恨んじゃったりするような構図は、特に「格差社会」と言われるようになってから顕著になった気がする。で、それは「自己責任」という言葉と同じように、今も私の心のどこかに燻っているのだからタチが悪い。